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離職票【用紙いる・いらない・pdfで様式を入手・もらえる条件・退職証明書のダウンロード・エクセル・事業主の書き方】
離職票は退職証明書と似ていますが、厳密には違います。
離職票の用紙は、いる時といらない時があります。
必須ではないのです。
もしあなたがハローワークで転職活動をするなら、離職票はいります。
ここでは、「離職票」について詳しくご説明していきます。
そもそも離職票って何なの?
離職票は、退職時にもらえるものです。
しかし、申請しなければ会社から自動的に発行されません。
あなたが申請して初めて、会社から発行してもらえます。離職票は、退職後にハローワークで転職活動し、失業手当を受給する時にいるのです。
離職票がなければ、受給手続きはできません。
離職したことを証明する公的な書類です。
退職者が会社に申請し、届いたらそれをハローワークに提出します。
退職時に会社から離職票の有無を聞いてくれる場合もありますが、聞いてくれない会社もあります。
退職者が離職票の存在を知っていて、会社の人事に請求しなければならないのですね。
それは少し厄介ですが、たとえ退職後でも、電話して郵送してもらうなどで処理してもらえます。
離職票がいらない場合は、退職後の転職先がすでに決まっていて、失業期間がないまま入社する場合です。
失業手当を受給することがなければ、離職票はいらないのです。
離職票は、あくまで失業手当を受給する場合にいるため、転職先に提出することはありません。
これに対し、退職証明書については転職先で求められることがあるため、気をつけましょう。
離職票がもらえる条件とは?
- すでに会社を退職した
- 退職予定で退職日も決定している
このような条件のもとで、離職票が発行されます。
尚、正社員でなくアルバイトや派遣社員でも、離職票を発行してもらえます。
pdfで様式を入手
https://www.hellowork.mhlw.go.jp/doc/info_1_e7_01.pdf
上記のリンクは、離職票のpdfバージョンです。
印刷すればすぐ記入して使えます。
退職証明書のダウンロードはこちら
https://bizroute.net/taisyoku.html#PDF
退職証明書を発行する時は、テンプレートを使うことも可能です。
上記のリンクにアクセスすれば、退職証明書のワード、pdf、エクセル版がダウンロードできます。
離職票の事業主の書き方は?
離職票は、会社側(事業主)が発行するため、中身も事業主が記載しなければなりません。
発行してもらった労働者が、自ら離職票に書き込むことはありません。
事業主の書き方についてですが、
- 労働者の雇用保険被保険者番号(11桁の番号)
- 雇用保険の事業所番号
等が必要です。
離職票は人事労務freeeで作ると簡単
人事労務freeeというソフトがあります。有料ですが、無料体験期間も用意されています。
離職票を作成するのは、企業でいうと人事の仕事になるでしょう。
手動で作るのもいいですが、人的ミスや手間を防ぐためにも、ソフトに頼るのも選択肢の一つです。
人事労務freeeは、その名の通り人事に関連した書類の作成、発行に適したソフトなのです。
これまで人事の処理にかかっていた手間が、大幅に削減されそうです。
離職票の手続きのほかにも、住民税や源泉徴収票の発行、計算などができます。
労働者が退職する時は、編集画面から退職を選び、退職日を登録するだけで作成できます。
まとめ
退職が決まって転職活動をこれからスタートするなら、早めに会社に離職票を請求しましょうね。