格安スマホでテザリングは基本無料で利用できますが、ドコモ系列の格安スマホ会社以外は使えない場合が多いです。
大手キャリアではテザリングを利用する場合、契約内容によりオプション料金がかかる場合があります。テザリング機能を提供している状況をキャリアと格安スマホに分けてまとめてみました。
テザリングとはスマホやタブレットの機器などの機器に接続して、インターネットの接続を共有すること、またはその機能のことを言います。接続方法は3種類あります。(Wi-Fi、USBケーブル、Blootooth)
今回は一般的にデータ通信できるスマホをWi-Fiルーターのように使って他のタブレットやノートパソコンなどの端末をWi-Fi接続する時に使いたい場合で紹介します。
目次
格安スマホ会社でテザリングを使いたい場合
ワイモバイル
ワイモバイルでテザリングを使いたい場合、追加料金はかかりません。私もワイモバイルで追加料金なしにテザリングを使っています。
格安スマホ会社
申込みや追加料金はいらないが、端末によって対応不可があります。
【対応端末】
〇 SIMロックフリースマホ(Android/Windows 10 Mobile)
〇 大手キャリアのAndoroidスマホ
・ドコモ・・・2016年5月以降に発売された機種はテザリング利用可能。
(ドコモ回線の格安スマホ会社で使う場合、SIMロック解除不要)
・au、ソフトバンク、ワイモバイル・・・2015年5月以降に発売した一部機種はSIMロック解除でテザリング利用可能。
iPhoneでテザリングをしたい場合
iPhoneは、iOSやキャリアのバージョンアップでテザリングの可否が決まります。現状は下記となります。
【格安スマホ会社】
・ドコモ回線・・・「APN設定プロファイル」をインストールすればテザリングができます。
(ドコモ販売端末のiPhoneを使う場合、SIMロック解除は不要)
・au回線・・・テザリングは非対応(UQモバイルでは一部可能)
・ソフトバンク回線・・・テザリングは非対応
キャリアでテザリングを使いたい場合
ドコモ
・申込み、追加料金は原則不要。(ウルトラパックを除く)
ドコモはテザリングを使いたい場合、追加料金も原則としてかかりません。
ただし、「ウルトラパック」でパケットパックを契約している回線では、2018年4月1シェアグループあたり月額1,000円の有料オプション扱いになります。
【有料オプション扱い予定のパケットパック一覧】
- ウルトラデータLパック
- ウルトラデータLLパック
- ウルトラシェアパック30(5月24日から受付開始)
- ウルトラシェアパック50
- ウルトラシェアパック100
【備考】
ドコモのAndoroidスマホ・タブレットでテザリングを使いたい場合、発売された機種により確認しなければいけないことがあります。
・2016年4月以前に発売された機種は「spモード」を契約しているか確認してください。
・2016年5月以降に発売された機種は「moperaU」をはじめとするspモード以外のXi(LTE)対応接続サービスでもテザリングを利用可能となっています。
au
auはテザリングを使いたい場合、テザリングオプションに申込みが必要となります。追加料金がかかるかどうかは現在契約のプランにより異なります。
- データ定額1~13、シニアプラン、ジュニアスマートフォンプラン:無料
- スーパーデジラ(データ定額20/30):月額1,000円(2018年3月まで無料)
- その他のプラン:月額500円(2017年5月31日までに機種購入と同時に申込みをした場合、最大2年間無料)
ソフトバンク
ソフトバンクでテザリングを使いたい場合、auと同様に「テザリングオプション」の契約が必要です。追加料金がかかるかどうかは現在契約のプランにより異なります。
- データ定額ミニ1GB/2GB:無料
- データ定額5GB:無料
- データ定額パック・標準(8)/大容量(10~30):無料
- ギガモンスター(データ定額20GB/30GB、家族データシェア50GB/100GB):月額1,000円(2017年8月1日以降は月額500円)
- その他:月額500円(端末購入から一定期間内に初めて加入した場合は最大2年間無料)