格安スマホに乗り換えを検討する理由は毎月の携帯料金を安くしたいことだと思います。
現在、ドコモ、ソフトバンク、auのいずれかで契約しているiphoneから格安スマホに乗り換えをする場合、まずどの種類のiphoneか確認する必要があります。
iphoneには「SIMフリー版」「キャリア版」の2つがあります。
格安スマホに乗り換える場合、この2つの事例の紹介とメリット、デメリットについて紹介します。
目次
キャリア版から格安スマホに乗り換えをする場合
キャリア版のiphoneはSIMロックと各キャリアの周波数帯にチューニングされているのでSIMロックを解除する必要がある場合があります。
ソフトバンク版iPhoneのSIMロック解除は、解約から3ケ月以内に本人が申し込みをしないとSIMロック解除ができないので注意が必要です。
もしソフトバンク版のiPhoneを購入する場合は気をつけてください。
今回は中古端末を購入した場合とキャリア契約していた方が契約を解除して格安スマホに移行するパターンを説明していきます。それでは、3大キャリア別のiphoneごとに条件を確認していきましょう。
ドコモの場合
ドコモの場合はほとんどの格安スマホ業者へ乗り換えが可能です。
そういう理由でドコモのiphone中古価格も他のキャリアに比べて割高となっています。
機能面でもキャリアで使っていた頃と比べて使えなくなる機能もないのが特徴です。
ドコモでは他キャリアと比べた時のメリットはテザリングが使えることです。
auとソフトバンクのiphoneは格安スマホに移行するとテザリングが使えなくなります。
auの場合
auの場合は、UQモバイルとmineoのAプランであればSIMロックを解除しなくても使うことができます。
ただし、Volteを使いたい場合やテザリング機能を使いたい場合はSIMロック解除が必要になります。
公式に動作確認端末として公開されているのはiphone5s、5c以降の機種となります。この点に関しては十分に注意してください。
au版のiphoneはSIMロックを解除し、ドコモ系格安スマホを契約することでテザリングを使うことができます。
SIMロック解除をしてからmineoのAプラン、UQモバイルなどのau系の格安スマホを契約してもテザリングは使うことが原則できない点にはご注意ください。
ソフトバンクの場合
ソフトバンク版の場合はSIMロック解除すれば、ドコモ系au系の格安スマホへ移行し利用することができます。
ただし、テザリング機能を使いたい場合は、必ずドコモ系の格安スマホで契約してください。
ドコモとauは移行先が同じキャリアの回線を使う格安スマホ業者ではSIMロック解除の必要がありませんが、ソフトバンクの場合はSIMロック解除が必要です。
テザリング機能を使いたい場合は、au版と同じようにSIMロック解除後にドコモ系格安スマホ業者で契約するようにしましょう。
ただし、ソフトバンク版のiphoneをSIMロック解除して使う場合、公式で動作確認ができているのがiphone6s、SE移行となっていますので十分注意してください。
また、SIMロック解除については、ソフトバンクの場合、「解約済み端末が解約後90日以内で本人に限り手続きができる」となっていますので中古端末を購入し使用する場合、SIMロック解除がしてあるかどうか確認してから購入しましょう。
SIMフリー版iphoneを新規購入し格安スマホ業者と契約する場合
キャリア携帯でもSIMロックを解除すれば使えますが、一番安心なのがSIMフリー版iphoneを新規購入し格安スマホ業者と契約する場合です。
SIMフリー版ならどの格安スマホ業者でも対応しています。
しかし、中古端末で購入を考える場合、相場はキャリア版iphoneよりも割高で取引されています。
格安スマホに乗り換え<料金は下がる>
キャリアの契約から格安スマホに乗り換えを検討する一番の理由は毎月の料金が高いことだと思います。
現在契約しているプランにもよりますが、毎月8,000円近い料金がかかっている場合、格安スマホに乗り換えると安くなる場合がほとんどです。
どれぐらい安くなるかは契約する格安スマホ業者と料金プランによって異なりますが期待して良いでしょう。
ただし、格安スマホはウェブの通信料は安いですが、ほとんどの会社は電話料金が高いです。(20円/30秒のところが多いです)
ほとんどの人は090などの電話番号で電話をするよりもLINEなどを使って電話をする場合がほとんどだと思いますのであまり関係ないという方の方が多いと思います。
格安スマホ業者によってはオプション追加で「かけ放題」プランがあるので電話が多い方は「かけ放題」プランがある格安スマホ業者を選ぶことをおすすめします。
格安スマホの乗り換え・メリットとデメリット
メリット
何年契約という「縛り」がゆるい場合が多い
キャリア契約の場合、2年契約が一般的で更新月以外で解約すると9,500円の違約金が発生する場合がほとんどですが、格安スマホ業者の場合、1年未満の解約で違約金が10,000円程度というのが相場となっています。
また、最低利用期間が過ぎればいつ解約しても違約金がかからない場合が多いです。
デメリット
キャリアのようなサポートが弱い
キャリアは近くに店舗があり、困った時はショップに行って相談したりすることができました。
しかし、ほとんどの格安スマホ業者は店舗を持たずに運営しています。
楽天モバイル、UQモバイル、mineoなどは店舗が多いのでサポートが欲しい場合は近くに店舗のある格安スマホ業者を選んだ方が良いでしょう。
近くに店舗がなくてもオンライン上でチャットサポートを提供している格安スマホ業者も多いので契約する前に不安であればチャットで質問してみることをおすすめします。
初期設定は自分で行う
SIMカードの差し込み、APN設定を自分で行う必要があります。でも、これらの設定は手順通りに設定すれば良いだけなので誰でも可能です。難しく考える必要はありません。
キャリアメールが使えない
格安スマホに乗り換えをした時にキャリアメールが使えなくなります。(@docomo.ne.jp、@ezweb.jpなど)
格安スマホ業者によっては楽天モバイルの場合は@rakuten.jp、mineoの場合は@mineo.jpというメールアドレスを使うことができます。
詳しく知りたい方は下記記事を参考にしてください。
格安スマホのメールアドレスはフリーメールがオススメ!【格安SIM】
格安スマホのAPN設定
格安スマホのAPN設定はUQモバイルの場合ですが、記事にしています。
詳しく知りたい方は参考にしてください。
iphoneを格安スマホ業者に乗り換える場合のまとめ
キャリア版のiphoneから格安スマホに乗り換える際に気を付けること、SIMfiリー版のiphoneは一番安心ですが新品でも中古でも他の端末と比べて割高な端末となっています。
中古端末で格安スマホを使いたい場合はドコモ版のiphoneの方が安心です。
ソフトバンク版のiphoneはSIMロック解除済みの端末を購入しなければ使えないということは十分注意が必要です。