子どもにスマホを持たせる時に決めた我が家のルールと18の約束【小学生】

最近は防犯目的で小学校入学時にキッズ携帯を持たせる子どもが増えていますが、その影響もあり子どもにスマホを持たせるタイミングは年々早くなっている傾向があります。

子どもがスマホを持ち始めるタイミングで多いのは中学入学時や高校入学時です。

今回は、最近のスマホ事情と共に子どもにはスマホを持たせる際に決めた我が家のルールを決める時に参考にしたお手紙を紹介します。

小学生がスマホを持つ時代がきている

子どもにスマホを持たせる理由は「保護者が働きに出るようになったから」「塾や習い事のため」「友達が持ち出したから」などが理由だと思います。

防犯目的だけであればキッズ携帯でも十分ですが、スマホが欲しい理由は楽しみたいという欲求からあ来るものだと考えています。

小学生のスマホ所持率について

2016年度に実施した調査では小学生男子の約27%、小学生女子では約22%がスマホを所持しているというデータがありました。毎年5%程度増加していっていますので今後同じように伸びていくものと考えます。

利用目的は、主にゲームと動画でインターネットを使って何か調べたりするような目的で使っている人は少ない傾向にあります。

中学入学前にスマホを持ち始める場合が多いため、中学生では50%以上がスマホを所持しているという調査データもありました。

小学生にスマホを持たせる時は法律に注意!

18歳以下の青少年にスマホを持たせる場合、【青少年インターネット環境整備法】が適用され、これを守る必要があります。具体的にはフィルタリングの導入が法律で義務づけられています。

これは大手キャリアのショップで契約する場合、説明がある内容となっておりサインをしなけえれば契約はできません。ジュニアスマホも一般スマホも同様の扱いです。

参考)ドコモの安心フィルター 保護者へのお願い 抜粋
「青少年インターネット環境整備法」により、18歳未満の青少年が携帯電話を利用する場合、「フィルタリングサービス」へ原則ご加入いただきます。青少年が携帯電話を利用する場合、保護者の方はその旨を申し出る義務があります。
フィルタリングサービスに加入しない場合、「フィルタリングサービス不要申出書」の提出が必要です。
フィルタリングサービス不要申出書の様式は、「フィルタリングサービス不要申出書」からダウンロードできます。

フィルタリングは回避・解除が可能な点に注意!

フィルタリングサービスを利用すれば出会い系サイトやアダルトサイトなどの有害な可能性のあるサイトへのアクセスを制限することができます。また、スマホ依存症を防ぐための機能に制限をかける機能もありますが、このフィルタリングは回避・解除できてしまうことも知っておかなければいけません。

例えば、自宅で無線LANが利用できる環境であれば、Wi-fi接続によりフィルタリング機能が機能しないことがよくあります。

「子どもはフィルタリング」を簡単に回避・解除できるということを知った上で、フィルタリングサービスが不十分でないかをよく考えないといけません。そうしなければ、もしかしら子どもが事件や事故に巻き込まれてしまうかもしれないからです。

子どもを守るのは親の責務だと思いますので、この記事を読んでいただけましたらスマホの使い方とフィルタリングについてしっかりと家族で話し合う場を設けて親も子も合意の上で楽しいスマホライフを歩んでもらいたいと考えています。

ここからは、我が家でとても参考になった「スマホ18の約束」という手紙を紹介します。
これはアメリカのボストンに住む13歳の少年に母親がスマホを持たせる際に書いた「親と子の約束」の手紙です。

母親は子どもにスマホを持たせて良いのかどうか悩み、結果的に持たせてあげたのですが、親の気持ちを手紙に約束事として綴っています。

全米ではかなりシェアされ、日本でも東京新聞で取り上げられるなどによって保護者の間で広がりつつある手紙です。本サイトでもシェアさせていただきます。

それでは御覧ください。

18の約束のお手紙

「あなたは今日から iPhone の所有権を持つことができます。やったね!責任感のあるお利口な13歳な
ので、このプレゼントはあなたに相応しい。このプレゼントを受理すると同時にルールや規則が付いてきま
す。以下の使用契約をゆっくり読んでください。私の親の仕事としてもわかって欲しい。あなたを健康で豊
かな人間性を持った、現代のテクノロジーをうまく活用していける大人に育てなければならないということ
を。以下の規則を守ることができなかった場合、あなたの iPhone 所有権も無くなります。あなたと何百万
個ものメッセージ交換をするのが楽しみです。」
『スマホ18の約束』
1.これは私の携帯です。私が払いました。あなたに貸しているものです。
私って優しいでしょ?
2.パスワードは必ず私に報告すること。
3.これは「電話」です。鳴ったら必ず出ること。礼儀良く「こんにちは」と言いなさい。
発信者が「ママ」か「パパ」だったら必ず出ること。絶対に。
4.学校がある日は 19:30 に携帯を私に返却します。週末は 21:00 に返却します。
携帯は翌日の朝 7:30 まで電源オフになります。
友達の親が直接出る固定電話に電話出来ないような相手なら、その人には電話も SNS もしないこと。
自分の直感を信じて他の家族も尊重しなさい。
5.iPhone はあなたと一緒に学校へは行けません。
SNS をする子と直接話をしなさい。人生のスキルです。
ただし,半日登校や修学旅行、学校外活動は個別に検討します。
6.万が一、トイレや床に落としたり、破損させた場合の修理費用は自己負担です。
家の芝生を刈ったり、ベビーシッターをしたり、お年玉でカバーしてください。
こういうことは往々に起こるので準備しておいてください。
7.このテクノロジーを使って嘘をついたり、人を馬鹿にしないこと。
人を傷つけるような会話に参加しないこと。
人のためになることを第一に考え、喧嘩に参加しないこと。
8.人に面と向かって言えないことを、この iPhone を使って SNS やメールでしないこと。
9.友達の親の前で言えないようなことを SNS やメールでしないこと。
自己規制してください。
10.ポルノ禁止。私とシェアできるような情報をウェブ検索してください。
質問などがあれば誰かに聞きなさい。なるべくママかパパにね。
11.公共の場では消すなりサイレントモードにするなりすること。
特にレストラン、映画館、他の人と話すときはそうしてください。
あなたは失礼なことをしない子です。iPhone がそれを変えてはいけません。
12.他の人にあなたの大事な所の写真を送ったり、貰ったりしてはいけません。
笑わないで!
あなたの高知能でもそういうことをしたくなる時期がやってきます。
とてもリスキーで、あなたの青春時代や大学時代、社会人時代を壊してしまう可能性があります。よ
くない考えです。
インターネットはあなたより巨大で強いのよ。
これほどの規模のものを消すのは難しいし、風評を覆すのもなおさら難しい。
13.写真やビデオを膨大に撮らないこと。すべてを収録する必要はありません。
人生経験を肌身で経験してください。
すべてはあなたの記憶に収録されます。
14.時々家に iPhone を置いて出かけてください。そしてその判断に自信を持ってください。
iPhone は生き物ではないし、あなたの一部でもありません。
携帯なしで生活することを覚えてください。
流行に流されない、自分だけが取り残されていると思ってしまう丌安感(FOMO)を気にしない器の
大きな男になってください。
15.新しい音楽やクラシック音楽、あるいは全員が聞いている音楽とは違う音楽をダウンロードしてくだ
さい。
あなたの世代は史上最も音楽にアクセスできる世代なのよ。
この特別な時代を活用してください。あなたの視野を広げてください。
16.時々ワードゲームやパズルや知能ゲームで遊んでください。
17.上を向いて歩いてください。
あなたの周りの世界を良く見てください。
窓から外を覗いてください。
鳥の鳴き声を聞いてみてください。
知らない人と会話を持ってみてください。
グーグル検索なしで考えてみてください。
18.あなたは失敗する。
そのときはあなたから iPhone を奪います。
その失敗について私と話し合います。
またイチからスタートします。
あなたと私はいつも何かを学んでいる。私はあなたのチームメイトです。
一緒に答えを出していきましょう。
この条件に合意してくれることを願っているよ。ここに書いてあるほとんどのことは人生をうまく生きる
ための条件にもあてはまるのものだから。あなたは常に激変していく世の中で成長しています。とてもエキ
サイティングで気を引く体験だと思う。できるだけシンプルに物事を考えて行ってください。どんな機械や
ガジェットよりも自分のパワフルな考え方と大きな心を信じてください。あなたが大好きなのよ。あなたの
素晴らしい iPhone を楽しんでね。

いかがでしたでしょうか。

私はこの手紙を読み、子どもにスマホを持たせる意識が様々な点で足りていなかったと気付かされました。

フィルタリングサービスを使って機能に制限をかけることも大切ですが、それ以上に家族でしっかりと話し合うことも大切だと思うようになりました。

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